海鮮もんじゃ けい(中央区月島1-25-9) [パブ・バー・居酒屋]
「寒い」「腹が減った」「冬の夕方」
どこか寂しくなる三要素が揃ってしまった日曜日の4時。
う~ん。へこんでいる場合じゃないぞ。
ここは月島だ。
もんじゃ焼きWITH瓶ビールをヤろうじゃあないか。
新しく生まれ変わった月島のメインストリートから
一本裏手に入ると、昔ながらの下町風情を残す、憂いある町並みだ。
斜めに差し込む夕日を背に、「海鮮もんじゃ けい」へ。
さっそく、明太子もんじゃと焼きそばを注文。
ビールはサッポロの中瓶で決まりだ。
となりでは、中年カップルが熟れた手つきでもんじゃを焼いている。
溶岩のように沸々としたもんじゃを口に放り込み、ビールを一気にあおる。
ソースと油たっぷり「男子味」のやきそばを食べ終わるころには、
「寒い」「腹が減った」「冬の夕方」が
「あったかい」「腹がいっぱい」「冬の夕方」に変わっている。
三番目の「冬の夕方」は、変わりようがないけれど、
あったかくて腹いっぱいだとハッピーだから不思議だ。
さて、暖簾を払って外へ出ると、薄暮の下町。
どこか、銭湯にでも立ち寄って帰ろうか。
●長居できる度★★★☆☆
●憂いがある度★★★☆☆
●月島駅より徒歩5分
炭八北与野駅前店(埼玉県さいたま市中央区上落合2丁目3-1) [パブ・バー・居酒屋]
埼玉県の北与野に、お得意さんの会社がある。
そこまでの移動時間、往復で2時間ちょい。
だから、だいたい夕方に訪問して、直帰を決め込むのがパターン。
この日も商談が終わって、さあ家路につこうかと駅に向かうオイラともう一人。
が、どこからが心をわしづかみにする煙が、オイラの鼻孔をくすぐる。
かぐわしい煙に誘われて辿りついたのが、線路下にある「炭八」。
七輪でホルモンをチリチリあぶって、ビールをあおれば、
自分の思考が、すべて性善説に変わっていく。。。
道を行く、寒そうなリーマンたちを眺めながら、
アツアツのホルモンを囲む、オイラと、もう一人のオヤジ。2時間の至福。
かくして「酔っ払いオヤジの燻製」が二丁、出来上がり!
煙臭くて、ウザい、深夜の電車の迷惑モノとなるのだ。
●長居できる度★★★☆☆
●憂いがある度★★★☆☆
●北与野駅の線路下
大はし(東京都足立区千住3-46) [パブ・バー・居酒屋]
ジパング(東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-6) [パブ・バー・居酒屋]
パブ・カーディナル(東京都中央区銀座5-3-1) [パブ・バー・居酒屋]
ここのフィッシュ&チップスは、ロンドンで食べたものより旨い。
写真はコースター。幸せの赤い鳥。
たった3杯なのにべロンべロンで、何度撮ってもブレる。
(やぐ)
●長居できる度★★★★☆
●憂いがある度★★★☆☆
●銀座駅近く(ソニービル内)